花粉症にも使える? 「ホメオパシー」ってこんなにすごい!

皆様、こんにちは。

 

花粉症シーズン真っただ中ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

本日は、以前当ブログでも紹介させていただいた「ホメオパシー治療」について、もう少し詳しくお話しさせていただきます。まこ歯科クリニックでは、ホメオパシーを歯科治療にも取り入れていますが、このホメオパシー、実は対花粉症にも多く実施されている治療法なんですよ。

 

ホメオパシーのキホン

ホメオパシーとは、体の症状に対して、その症状を引き起こすのと同じ物質(レメディ)を投与する治療法です。私たちの体が本来持つ治癒能力をホメオパシーレメディで刺激することで、症状が自然に回復することを目指しています。一般的な薬のように、症状を「抑える」のではなく、自分の力で症状を「出しきる」ことが特徴。「毒をもって毒を制す」と言うとわかりやすいでしょうか。

 

ヨーロッパでは一般的な治療方法として知られており、「ホメオパシー先進国」であるフランスでは、医療保険にも適用されているんですよ。なお、当院ではフランスから輸入したホメオパシーレメディを患者様にお出ししています。

 

歯痛から花粉症まで…さまざまな症状に使える

当院では、患者様としっかり話し合い、そのうえで症状に合ったホメオパシーレメディをお渡ししています。最初は幅広い症状の改善を期待できるレメディをお渡します。そのあと、さまざまなレメディを使用していただき、お悩みの症状にピンポイントで働きかけるホメオパシーを患者様ご自身で見つけていただければと思います。

 

当院では、口内炎や歯髄炎、歯周病といった症状のほかに、花粉症にアプローチするホメオパシーレメディもお渡ししています。また、ホメオパシーには精神に安定をもたらす作用もあるので、歯科治療に不安を持つ患者様にお渡しし、治療の30分前に摂取していただく、という使い方もあるんですよ。

 

さまざまな症状にアプローチするホメオパシーですが、当院では「ホメオパシーを中心におすすめする」ということはありません。患者様の症状に合わせ、一般的な薬が最適な場合はそちらを処方することも、もちろんあります。

 

どんな風に使うの?

ホメオパシーは一般的な薬とは違い、摂取のタイミングや回数はとくに決められていません。「ちょっと調子が悪いな」と思ったタイミングで摂取していただければOKです。たとえば花粉症の症状で悩んでいる場合は、「鼻がムズムズしてきたな……」と思ったときに摂取しましょう。

 

摂取するときは、ホメオパシーレメディの粒を舌下に入れ、自然に溶けるのを待ちます。水を使う必要もないので、症状が現れたとき手軽に服用できるのが特徴です。

 

危険じゃないの?

ホメオパシーは、症状と同じ、もしくは類似した物質を摂取することで、人間本来の治癒力を刺激して症状の改善を目指す治療法です。「毒をもって毒を制す」治療法であるとも言えるので、摂取するのに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、ホメオパシーは物質を溶剤にしみこませ、それを何倍にも希釈して使用するため、ホメオパシーレメディに毒は含まれていません。従って副作用を起こすこともないのです。

 

一般的な薬の中には、体力のない方や妊娠されている方は使用できないものもあります。しかし、ホメオパシーは年齢や体力を問わず、どなたでも摂取していただくこが可能です。ホメオパシーは危険性があるどころか、正しくお使いいただければ副作用の心配をせず、多くの方に使っていただける治療法と言えるでしょう。

 

まこ歯科クリニックでのホメオパシー治療は「フランス式」

ヨーロッパでは一般的な治療法として認知されているホメオパシーですが、国によって扱いが少し違います。たとえば、ドイツやイギリスではホメオパシーはドラッグストアなどで誰でも購入できます。一方、フランスではホメオパシーに医療保険が適用されているため、資格を持った人が取り扱う必要があるのです。

 

まこ歯科クリニックでは、ホメオパシー治療が「制度」として確立しているフランスのホメオパシーを使用。より安心していただける形で、患者様にホメオパシーをお渡ししています。

 

より多くの人に、ホメオパシーを知ってもらいたい

もし、「頭が痛い」という方がいたら、多くの場合鎮痛剤などを使って対処するでしょう。しかし、それでは痛みの“根源”がなくなったことにはなりません。ところが、ホメオパシーはご自分の治癒能力にアプローチし、「自分で症状を治す」ことをサポートします。

 

また、鎮痛剤は使い過ぎると自立神経を乱す恐れもあります。このような事情から、「鎮痛剤を使えない」という患者様もいらっしゃるのですが、ホメオパシーの場合はそういった副作用はないため、薬を使えず症状に悩んでいた方でも、安心して利用できるのです。

 

ホメオパシーは日本ではまだ知名度が低く、利用している患者様も一般的な薬に比べて多くないのが現状です。しかし、さまざまな症状に悩む患者様を見る中で、「ホメオパシーを使えばもっと楽になるのに……」と思うこともあります。

 

今後日本でも、ホメオパシーがサプリメントや漢方、針治療などのように受け入れられ、より多くの患者様のお悩み解決に役立てるようになれば、というのが当院の願いです。